山梨県で左官工事業者を選ぶときに失敗しない方法5選

左官工事は住まいの仕上がりや快適性に大きな影響を与える重要な要素です。しかし、左官業者を選ぶ際には、どのような基準で選べばよいか迷うことも多いでしょう。今回は、山梨県で左官工事を依頼する際に失敗しないためのポイントを5つご紹介します。

左官工事業者選びの5つのポイント

左官工事業者の善し悪しは住まいの仕上がりや快適性に大きく影響を与えます。

予算だけ、ホームページの謳い文句、強引な営業トークに惑わされてしまってはいませんか?

左官工事業者として30年以上の経験を持つ筆者が今までお客様からお伺いした失敗経験談を元に、こんな左官工事業者を選べば失敗しない!という5選をお届けいたします。

1. 工事経験10年以上の左官を選ぶ

左官工事は多岐にわたる技術と経験を必要とします。扱う材料には土、漆喰、セメント、石膏、樹脂系などがあり、それぞれに特化した知識と技術が求められます。

一通りの材料を塗りこなせるようになるには数年、仕上げまで美しく行えるようになるには10年以上の経験が必要です。

特に複数の技術を求められる現場では、10年以上の実績を持つ左官職人に依頼することで、安心して任せることができます。

2. 材料を自分で作れる左官工事業者 を選ぶ

現在、左官工事に使用される多くの材料は、メーカーが提供する「水を加えるだけ」で使えるインスタント材料が主流です。

しかし、より高い品質や現場に適した仕上がりを求めるのであれば、原材料から材料を配合できる左官職人を選ぶことをおすすめします。

これは、ラーメン屋でインスタントラーメンを提供する店と、自家製の麺やスープを提供する店との違いに例えられます。

自社で材料を作る知識がある職人であれば、どのような条件でも柔軟に対応してくれるでしょう。

3. 正直な左官工事業者を選ぶ

全ての左官工事にはメリットとデメリットがあります。

例えば、漆喰のメリットは天然素材で環境に優しく、調湿性や抗菌性が高い点です。

しかし、デメリットとして、建物の動きに追従性が低いため、クラックが発生する可能性もあります。

このようにデメリットもきちんと説明し、施主が納得できる選択肢を提案してくれる正直な左官職人を選ぶことが重要です。一方的にメリットだけをアピールする業者には注意しましょう。

4. 自社施工の左官工事業者を選ぶ

左官工事を依頼する際には、打ち合わせから施工まで一貫して自社で行う業者を選ぶのがおすすめです。施工を下請け業者に依頼している場合、打ち合わせの内容が正確に伝わらず、仕上がりに不満が生じる可能性があります。

また、中間マージンが発生しないため、余計な費用を抑えられる点も自社施工の大きなメリットです。打ち合わせ内容が施工現場に的確に反映されることで、満足度の高い仕上がりが期待できます。

5. 協調性のある左官工事業者を選ぶ

建築工事は左官だけでなく、大工、電気工事、塗装など複数の職人が協力して行うものです。左官が目立つ仕上げを求めるあまり、他の作業に影響を与えてしまうと、全体の完成度が下がることもあります。

特にリフォーム工事では、他の職種との連携がスムーズな左官業者を選ぶことで、より高品質な仕上がりが期待できます。

また、他の職方に仕事の協力を依頼できるネットワークを持つ左官業者であれば、突発的なトラブルや追加の作業にも柔軟に対応できます。伝統的な日本建築では、大工仕事とのバランスが重要視されてきたように、協調性を持ち、信頼できるネットワークを備えた業者を選びましょう。

まとめ

左官工事は住宅の見た目や機能性を大きく左右するため、信頼できる業者選びが重要です。今回ご紹介した5つのポイントを参考に、自分の希望に合った業者を選ぶことで、満足のいく仕上がりを実現しましょう。合同会社ヒラシマでは、経験豊富な左官職人が責任を持って施工を行います。詳しくは、ぜひ当社のホームページをご覧ください。