お墓リフォーム事例(北杜市):玉砂利から板石貼りへの施工
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■玉砂利の撤去と下地作業
まずは既存の玉砂利を全て取り除き、地面をしっかりと整えました。 -
■玉砂利の撤去と下地作業
その後、基礎となるコンクリートを打設。しっかりとした基礎作りが、長期間にわたる耐久性を確保します。この段階で下地の水平を徹底的に調整し、次に進む石貼りが正確に行えるようにしました。 -
■石材選びと貼り付け
お墓のリフォームに使用する石材は、耐凍害性の高いものを選定。寒冷地では、冬場に凍結と解凍を繰り返すため、凍害に強い石材が必要不可欠です。また、滑り止め加工が施された石材を使用することで、お参りに来るご家族が安全に移動できるよう配慮しました。
石材の貼り付けは、クリップ工法を使用し、歪みなく正確に配置。これにより、仕上がりの均一性が保たれ、見た目も非常に美しくなります。また、一枚一枚の石のレベルを調整し、浮きや剥がれが起こらないようにすることも重要なポイントでした。 -
■板石貼りのメリット
・雑草対策:コンクリートの基礎を打つことで、板石の下から雑草が生えてくることを防ぎ、草取りの手間をなくします。
・お手入れが簡単:石の表面は滑りにくく、汚れもつきにくい加工が施されているため、簡単な掃除で清潔な状態を保てます。
・安全性とバリアフリー:滑りにくい石材を使用し、また大きな段差がない設計により、足元に不安のある方でも安心してお参りできます。
・デザイン性と高級感:板石の表面加工によって、美しいデザインと高級感のある仕上がりを実現。お墓の景観が整うことで、訪れる人々の心にも安らぎを与えます。 -
■仕上げとメンテナンス性の向上
目地入れ清掃をして完成です。
板石貼りにすることで、玉砂利や土のように雑草が生えてくる心配がなくなりました。また、石の表面は掃除がしやすく、葉っぱや枝などが落ちても簡単に箒で掃き取ることができるため、管理の手間が大幅に軽減されます。特に高齢のご家族にとって、こうした負担が減ることは大きなメリットとなりました。 -
今回はより汚れづらくするためにウォーターセラミックを塗布しました。
ウォーターセラミックはこちら
施工前の課題としてこのお墓では、長年にわたって敷かれていた玉砂利が雑草の温床となり、季節ごとに草取りの手間がかかっていました。特にご高齢のご家族にとって、頻繁な草取りや掃除は大きな負担であり、夏の暑い季節にはさらに厳しい作業となっていました。そこで、維持管理が楽で、かつ美しい景観を保つことができる板石貼りへのリフォームを選ばれました。
今回のお客様からは、「掃除の負担が大幅に減った」「美しい仕上がりに満足している」といった嬉しいお言葉をいただきました。お墓を守っていくことは、ご家族の大切なつながりを感じる時間でもあります。今後も美しい景観を維持しながら、負担を軽減することができるリフォームの選択肢をご提案していきたいと考えています。
お墓のリフォームに関するご相談がございましたら、ぜひ合同会社ヒラシマまでお問い合わせください。