山梨県山梨市の外壁モルタル下地工事

■担当者コメント
今回の現場では、ジョリパット仕上げの前段階として、外壁モルタル下地を施工しました。完成すると隠れてしまう部分ですが、外壁の品質はこうした工程に大きく左右されます。

モルタル外壁は、仕上げの自由度が高く、継ぎ目の少ない美しい面をつくれる反面、下地づくりや補強、施工精度がとても重要です。
だからこそ私たちは、ただ塗るだけではなく、その先の仕上がりや経年変化まで考えて、一つひとつの工程を進めています。見た目がきれいなのは当然として、その先も「この外壁にしてよかった」と思っていただける施工を、これからも積み重ねていきます。

■施工データ
・所在地:山梨県山梨市
・建物種別:新築住宅
・施工部位:外壁
・施工内容:モルタル下地工事
・工程:透湿防水シート施工/波形ラス張り/軽量モルタル塗り/ガラスファイバーネット伏せ込み
・最終仕上げ予定:ジョリパット仕上げ

■山梨県で外壁モルタル・ジョリパット仕上げをご検討中の方へ
外壁モルタルやジョリパット仕上げは、完成した表情だけでなく、下地づくりで将来の差が出やすい工事です。

「見えなくなる部分までちゃんと施工してほしい」
「モルタル外壁にしたいけれど、何を見ればいいか分からない」
「ジョリパット仕上げをきれいに長持ちさせたい」

そんな方は、ぜひ合同会社ヒラシマまでご相談ください。新築・リフォームを問わず、建物やご希望に合わせてご提案いたします。
  • ■今回の外壁下地で大切にしたポイント

    1. 透湿防水シートで、壁の内側を守る
    外壁の下地には、モルタルラミテクトを施工しています。
    このシートは、外からの水を防ぎながら、壁内部の湿気を逃がしやすいモルタル下地用透湿防水シートとして案内されており、壁体内結露の抑制にも配慮された材料です。
    外壁は、仕上げ材だけで雨を防いでいるわけではありません。

    万が一、表面から水分が入った場合でも、その内側でしっかり備えておくことが大切です。お客様から見ると完成後には見えなくなる部分ですが、住まいを長く守るためには、とても重要な層になります。
  • 2. 波形ラスで、モルタルがしっかり働く下地をつくる
    その上に施工したのが波形ラスです。
    波形ラスは、モルタルの塗厚を確保しやすく、ラスとモルタルを一体化させることで剥落防止や耐震性・防火性の面でも有利になるよう設計された製品として、メーカー側でも説明されています。

    外壁モルタルは、ただ塗ればよいわけではありません。
    必要な厚みが確保され、下地との関係が適切に作られてこそ、仕上げ材がきれいにおさまり、長く安定しやすくなります。
  • 3. 軽量モルタルで、外壁の面を丁寧につくる
    波形ラスの上から、軽量モルタルを塗り付けていきます。
    ここでは、単に平らにするだけではなく、厚み・不陸・乾き具合・鏝のかかり方を見ながら、面を整えていくことが大切です。
    ジョリパット仕上げは意匠性が高い一方で、下地の精度が悪いと、仕上がりの美しさにも影響が出やすくなります。

    つまり、最終仕上げの完成度は、この段階からすでに始まっています。
    ジョリパットは外装向けにも高耐候・可とう性・低汚染など複数の仕様が展開されており、下地との相性や目的に応じた選定が重要になります。
  • 4. ガラスファイバーネットで、クラック対策を強化
    さらに今回は、表層にガラスファイバーネットを伏せ込み、クラック対策を行いました。
    ガラスファイバーネットは、湿式外壁の全面または部分補強でモルタルのクラック抑制に有効とされ、商品によっては災害時の壁の崩壊抑制や高耐久化も案内されています。
    もちろん、どんなに丁寧に施工しても、セメント系材料のひび割れを完全にゼロと断言することはできません。

    ただし、だからこそ大事なのは、何もしないのではなく、できる対策をきちんと積み重ねることだと私たちは考えています。
    乾燥収縮や養生の考え方についても、材料・環境・施工・養生がひび割れ抑制に関わることが各種技術資料で示されています。
  • ■仕上がってからでは分からない“差”が出る理由

    外壁工事は、完成するとどうしても色やデザインに目が行きます。
    ですが実際には、将来差が出るのはこうした下地部分です。
    たとえば、

    ・適した透湿防水シートが使われているか
    ・ラスの種類や納まりが適切か
    ・モルタルの厚みが確保されているか
    ・補強材やネットでクラック対策がされているか
    ・乾燥状態や天候を見ながら施工されているか

    こうした積み重ねは、完成直後には見えにくい部分です。
    しかし、数年後、十数年後に
    「仕上がりの安定感」
    「クラックの出方」
    「外壁の持ち」
    として差になって現れることがあります。
    安く早く仕上げるだけなら、見えない工程を簡略化することも不可能ではありません。
    ですが、住まいは完成した瞬間がゴールではありません。だからこそ合同会社ヒラシマでは、見えなくなる工程をどこまで丁寧に積み上げるかを大切にしています。
  • ■施工の背景
    今回の現場では、最終仕上げにジョリパットを予定しており、その前段階として、外壁モルタル下地をしっかりつくる工程を行いました。
    仕上げ材は、最後の見た目を決める大切な工程です。

    しかし、どれだけ意匠性の高い仕上げ材を使っても、下地が弱ければ、後からクラックや浮き、仕上がりの不均一さにつながることがあります。
    特に外壁は、日射・雨・寒暖差・乾燥・地震など、常に外部環境の影響を受ける部分です。
    そのため、完成時だけではなく、数年後も見据えた施工が重要になります。セメント系材料は、乾燥や温湿度変化によって収縮・伸縮し、それがひび割れの主因になることがあるとセメント協会も案内しています。

    ■こんな方におすすめの外壁です
    ・サイディングのような継ぎ目感を抑えた外観にしたい
    ・シンプルだけど、既製品っぽくない家にしたい
    ・ジョリパット仕上げをきれいに見せたい
    ・見た目だけでなく、下地からしっかり施工してほしい
    ・将来のクラックや劣化も考えて外壁を選びたい

    モルタル外壁は、派手な仕上げではありません。ですが、面の美しさや素材感、建物全体の上質さを引き上げてくれる、とても魅力のある外壁です。